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今朝のネットニュースを見て衝撃が走りました…
ブログの更新を止めていましたが、いたたまれなくなって投稿します。
オリエント工業は、東京上野にある土屋日出夫さんという方が創業・運営されている会社です。
47年間の歴史に幕を閉じるというニュースが「緊急のお知らせ」として公式からニュースリリースされてしまいました。
ショールームは9/20で閉鎖、工場は10/20で閉鎖とのこと。
今朝のネットニュースを見て衝撃が走りました…
ブログの更新を止めていましたが、いたたまれなくなって投稿します。
オリエント工業は、東京上野にある土屋日出夫さんという方が創業・運営されている会社です。
47年間の歴史に幕を閉じるというニュースが「緊急のお知らせ」として公式からニュースリリースされてしまいました。
ショールームは9/20で閉鎖、工場は10/20で閉鎖とのこと。
ご事情を拝読すると、人間には健康寿命がありますから、仕方のないことですね。
この企業について、顧客でもない私が語る資格はなにもありませんが、土屋日出夫さん、オリエント工業のこれまでの社会貢献はたいへんなものだったと感じています。
オリエント工業は老舗の「ラブドール」のメーカー。
つまり、「●ッチワイフ」(sex doll )。
これを聞いて、この会社についてご存じない方は困惑されるかもしれません。
しかし、この企業は様々な事情のあるユーザーへの貢献を真剣に探究し続け、世界最高品質の造形を作り出せる稀有な技術を有しており、作品はもはや芸術品の域に達しているのです。
ユーザー目線の対応と開発力は社長さんをはじめオリエント工業の社員の方々の努力の結晶であり、違和感のない肌の感触や癒しの表情の再現力は、今後世の中に急速に広がりそうな人型AIロボットとコラボレーションすれば価値はますます高まるはず。
そう考えると廃業は本当にもったいないと考えます。
オリエント工業が持つ、徹底的にユーザーに寄りそう精神は現代の企業に引き継ぐのはなかなか難しいような気もしますが、
「下町ロケット」さながらの技術力はどこかの企業に引き継がれて欲しい、または新生オリエント工業として再興してほしい。
それだけの価値がある会社ではないでしょうか。
2024年5月2日 訪問記
上野のショールームに到着
予約制…ちゃんと調べていなかった。
なるほど、他人と会いたくないお客さんもいるのかもしれません。
とりあえず入って予約していないことをお伝え。
すると、これから予約されている方が来る時間まではどうぞご覧くださいと
ありがたきお言葉。
圧巻! 竜宮城のよう(笑)
話しかけられそうなほどリアル。
触っていいですよとのことでタッチ。
これはすごい。もっちもち、すべすべの肌です。
これはすごい。もっちもち、すべすべの肌です。
細かくは説明しませんが、まぁいろいろご確認ください。
こういうOLさん、どこかの会社にいそうです。
下の写真はご案内していただけた社員さん。
ほんとうに親切な方、熱心な方で、いろいろと解説いただき勉強になりました。
ぼくもドールを抱きかかえて写真をいくつか撮ってもらったり(笑)
※写真はブログ掲載OKとご本人より了解いただいております
ほんとうに親切な方、熱心な方で、いろいろと解説いただき勉強になりました。
ぼくもドールを抱きかかえて写真をいくつか撮ってもらったり(笑)
※写真はブログ掲載OKとご本人より了解いただいております
これはドールの骨格・関節となる構造を紹介しているブース
海外製品に比べ、精度が段違いに上であることは素人のぼくの目にもわかった。
年表と工場の様子。
製作風景は貴重だと思う。まさに職人の手仕事。
製作風景は貴重だと思う。まさに職人の手仕事。
こんなアートも設置されています
さきほどの社員さんがボールペンをプレゼントしてくれました!
嬉しい。ピンボケだけど。
モンデノーム…この意味は想像できますか?
そう、シリコンの柔らかなおっぱいを揉むと飲み物が出てくるんです(笑) 思ってたより安いかも。
そして、ショールーム内のこの展示、ご覧あれ。
オリエント工業のラブドールの愛好家として有名な、中島千滋氏の写真。
中嶋さんは、日常的に外へ連れ出して思い出写真を撮り、人生を謳歌しているといいます。
大好きなことをみつけて、とことん楽しむとはなんて素晴らしい!
地球の全人類がこういうふうに過ごすことができたなら、戦争なんて無くなるね。
この写真を見て、どれだけこの会社が世の中に貢献し、喜んでいるお客さんがいるかを痛感しました。
この度の閉業ショックについては、いろんな人の思いを感じられて胸に刺さるようです。
やっぱり、モノづくりを本気でする、続けるって尊いよ。