モノココ 山の手店

北海道札幌市西区山の手2条11丁目3−15




札幌では、いまや“モノでごった返した”雰囲気のあるリサイクルショップが少なくなった。
棚がきちんと整いすぎて、どこか無菌的で、宝探しのざらつきが薄れてしまったように思う。
思い返せば、旭川には2010年頃まで、店内を歩くのも困難なほどモノが積み上がった骨董屋がいくつもあった。
床から無造作に高く積まれた山、埃の向こうにちらりと見える掘り出し物。
あの混沌は、時代とともに静かに姿を消しつつある。
ぼく自身も古物商のはしくれで、競りに顔を出していた時期がある。
けれど、その競りの開催もずいぶん減った気がする。
(ちなみにぼくは中央区の「plein de」のようなモダンインテリアが得意で、というか、あそこが大好きなのだ。)
そんな中で、札幌の豊平区にある「アイラン図」は、いまも“モノだらけ”のリサイクルショップだ。
そして「モノココ 山の手店」もなかなかである。
一軒家という器がまた良い。
この日は、南部鉄器のジンギスカン鍋をひとつ買った。
会計に持っていくと、オーナーさんが「それ、いま並べたばっかり!」と目を丸くする。
未使用なのに、一般価格の1/10ほどという破格。
「それ、いちばんいい岩鋳という会社のですよ」と教えてくれた。
いやぁ、こういう瞬間があるから、リサイクルショップ巡りは楽しい。
思わぬ出会いに、しみじみ得した気分になった。




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昭和のマッチつかみ取りコーナー

(店内は撮影自由)

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