味のよし多

北海道札幌市中央区南22条西8丁目1−18



市電・東屯田通の電停を降りると、すぐそばに静かに腰を据える大衆食堂「よし多」。
1977年(昭和52年)に暖簾を掲げて以来、変わらぬ日常の匂いを守り続けてきた店だ。
扉を開けると、思いのほか広い空間が迎えてくれる。
年季の入ったカウンター、その奥に並ぶテーブル席。
昼どきには常連たちの声がゆるやかに混ざり合い、昭和の温度がそのまま残っている。
値段は驚くほど良心的で、品書きの多さも昔ながら。
地元の人が通い続ける“隠れた名店”だ。



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椅子のヤブレや、施された補修の跡――
そういうものに、どうしようもなく心を惹かれてしまう。
傷ひとつない新品より、ずっといい。
時間が触れた痕跡がそこにあって、誰かの暮らしが残っている。
だからこそ、ぼくはほころびを愛してしまうのだ。


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