COFFEE STAND
レモン
東京都中央区日本橋人形町1条7丁目7
人形町を歩いていた。
目的は喫茶レモン。
口の中がすっぱくなるような、キュンとくる店名だ。
レモンは店だけではなく、一軒家の建物としてもなかなか胸がキュンとする佇まい。
店内にはテーブルはなく、カウンターのみの店。
コーヒーを飲んでいると、いかにもタフそうな風貌のサラリーマンが来店。
常連風だが久しぶりのようだ。
女性店主との雑談のあと、鞄からケータイをとりだし、電話で1億円の商談を始めた。
10分ほどして電話を切り、「金は持ってるところは持ってんだよ」とつぶやく。
私はこの店の店主と話をしてみたくて来たので、彼が帰るまでまったりと過ごし続ける。
やがてママと私だけになり、来意を告げて、かなりゆっくりとお話を聞くことができた。
とてもかわいいマッチをもらった。

アメリカ最古の炭酸飲料「ドクターペッパー」の看板がよく似合う
※2014年現在は建物は改装されています。

レモンイメージだというカーテンは素敵だ





アイボリーなチェアとカウンター。
カウンターには二か所にオレンジのラインがはいっており小粋。
昭和48年という喫茶店最盛期に、「おばあちゃんと私ふたりでうまく切り盛りできるように」と、テーブル席を排除したカウンターのみのレイアウトにしたという。 でもそれがこの店の大きな魅力となっている。

ジョージ・ネルソンが設計したマシュマロチェアのような丸い形のカウンターチェア座面

天井も柑橘系




