さびしいなぁ。
毎年毎年、気にいって足を運んでいた喫茶店が閉まってしまう。
だんだん行き場所の選択肢が減る。
ぼくはさ、喫茶店が好きなんですよ。
でも開店から時間が30年以上経ったところじゃないと心からしっくりこないのよ。
素敵なカフェや喫茶店がこれからいろいろオープンしたって、
自分が落ち着ける場所じゃない。
だから自分が好きな喫茶店は決して増えることはない。減り続けるしかないの。
市電沿いに輝くオレンジ色のテントが風物詩だった喫茶声の閉店直後。
2012年12月21日の夜。

北海道大学付近の喫茶店珈琲野郎、閉店の夜。2013年1月31日。

札幌市を代表する大ハコ喫茶サンローゼ。まさかの閉店だった。
2014年9月30日の閉店日の夜。

喫茶店ではないが狸小路名物、中川ライター店閉店日。2015年1月12日。

コーヒーファンから絶大な支持を集めていたパイン館が閉店した2016年2月28日。

札幌駅前で人気の喫茶だったロスマリン閉店日。2016年3月31日。

2016年7月15日、愛していた喫茶ミカド。この二時間後にひっそりと閉店した。

すすきの市場や付近の飲食店にもここの常連は多かった。
2017年5月31日、喫茶トップが歴史の幕を閉じた。

北海道で唯一の名曲喫茶。
ウィーンは2017年12月30日の17:00、ベートーベン第九の終了とともに盛大な拍手によりすべてを終えた。

このほか、ここ数年の閉店としては、さっと思いつく書くだけで
葦、レ・ノール、チェリー、アベニュー、錦、仔馬、のぐち、とも、アローン、赤ひげ、ピーエム、ウィスタリア、チャオ、リヒト、北郷時計台、アニマル、マリアローゼ、チェリー、ミネルバ、葦・・・など、まだまだあるのだ。
札幌市は魅力いっぱいの喫茶店が多い都市だったが、30年、40年以上続いている店はいよいよ少なくなった。
毎年、閉店という言葉にびくびくしながら暮らしているが、平成があと1年となり、店主側が「平成の最後で辞めよう」など、決意をするには皮肉にもよい期間となる。
今年はいつもよりびくびくしてしまいそうだ。

