悲別ロマン座(住友上歌鉱会館)と歌志内市の街。
人口約3,000人。日本で一番人口の少ない「市」。
しかしかつては盛大な炭鉱都市だった歌志内市。
この街の歴史的建造物の代表格が、一枚目の写真、旧住友上歌志内鉱の職員厚生施設(映画館・劇場・音楽会館) として昭和28年に開業した住友上歌鉱会館。
ちょっとネットで検索してみたところ、当時の歌志内市にはすでに5軒もの劇場があり、ここは6軒目なのだとか。それだけ炭鉱を柱とした大規模の都市が存在していたということだろう。
この建物は、個人的に最高に好きな映画のひとつ『幸福の黄色いハンカチ(昭和52年)』にも登場したあと、昭和59年に 「昨日、悲別で」 というテレビドラマの中に登場し、それ以来、ドラマで設定した架空の「悲別」という地域名や「悲別ロマン座」という施設名で親しまれている。
2020年撮影(このページ下部に2010年の写真も追加しています)
◆場所(Googleマップ)
北海道歌志内市上歌1丁目1番地
せっかく寄ったのだけど、「コロナ頑張ろう」の張り紙。
休業していた。
それしても外観意匠が独特で素晴らしすぎ。設計はどんな人がしたんだろう。
重厚な大きな屋根の迫力がすごい。
そしてまるで城壁のような石の壁ががっちりと安定感をだしている。
現在は休業のコーヒー軽食コーナー。
床にも石が敷かれている。
ひとけがなく舞台が寂しそうだ。
◆実は2010年、11年前のブログ記事にも、悲別ロマン座を書いてます。
こちら ↓
では続いて、周辺の風景・街並みをご紹介。
地区連合会館。縦に伸びた4本のラインがカッコいい。
歌志内市市民体育館と書かれている大きな施設。
なんとなく斜めってるようにも見えるが気のせいかな。
丸石サイクルの懐かしいロゴマークと文字。
丸石サイクルは今もある自転車ブランドだけど中国の会社となっている。
二階にかっこいい自転車(エンペラー?)が見えているけど非売品なのかな。

市役所前のフジタと書かれたとても粋な建物。
喫茶?理容?歯科?の雰囲気がある。
ガラスブロックやカッテイングシートが目を引く魅力的な美容室。
車輛通行止めになっている道の向こうには炭鉱住宅のような家屋が見えている。
かんたんに近寄れそうだけど、遠慮した。
ここは神威地区。
ここから奥への道にも行ってみようと思ったが、車両通行止めになっていた。
念のためGoogleマップのストリートビューでみると、引っ越し途中のような様子も写っていた。
オールトタン。
ゴミ収集庫
可愛い幼稚園だと思ったら、板で閉ざされているようだ。
やはり子供たちが少ないのかな。
トイレにいくため道の駅に寄ってみた。
すると炭鉱時代の最盛期ともいえる写真が展示されており、上歌会館以外の劇場の様子もみることができた。
ついでに、このブログ内過去記事から2010年頃の写真を掲載しますね。
「昨日、悲別で」 のポスター。
スーパーマーケットいしかわ
ケーキとえばニシムラが代名詞だった
建物が美しい呉服のむらもと。一時代を築いた歌志内の呉服店だ。
そして十字路。歌志内市民にとっては忘れられれない店のひとつだと思う。非常に芸術的。
昭和42年竣工の歌志内市民会館(現在の歌志内市役所)。
これも見ていて悪くない。
新 歌志内市役所(旧歌志内市民会館)
2010年頃は現存していた旧歌志内市役所(昭和28年~平成19年頃?)
以前は現在の市役所の真向かいに建っていたことを覚えているが、すっかり取り壊された。
現在の様子….







































