真駒内滝野霊園のサービス精神

北海道札幌市南区滝野2





真駒内滝野霊園は1981年に開園。
札幌駅と支笏湖の中間あたりの山間部、札幌中心部から車でおよそ30~40分のところにあります。


その総面積は広大で、1,800,473㎡、札幌ドーム約32個分(東京ドームなら38個分)というスケール。



まずここは
ちゃんとした霊園です。しかも北海道内最大級。
でも、行楽スポットと珍スポットが合体しているような要素もあり、墓参り以外にもつい寄ってしまう。墓は5万以上あるそうです。
実際、うちの墓はここじゃないんですが、楽しいからこうやって散歩に行くのです。
そう、公園霊園というもので、霊園全体の6割が公園や散策路の緑地帯。とても気持ちがいいんです。


下の写真は撮影日がバラバラです(何度も行ってるので)が、ご覧ください。








『三十三モアイ地蔵』





車で門を通過すると、いきなり圧巻のモアイたちが出迎えてくれます。
初めての方は、「え、ここはイースター島!?」 ってなりますよ。

大きいものは下の写真にも写ってますが高さ9.5メートル。
本物の石で製作されているので重さは120トンもあります。






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マジで、でけえ・・・・

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さらに、これ。。


ストーンヘンジ




モアイの奥には、イギリスの古代遺跡ストーンヘンジが原寸大で製作されています。
地下には永代供養墓の空間が広がってます(行けますよ)。



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こんなものがあるなんてすごいですよね。

もちろん模倣品ですが、石でしっかりと実物大で製作されており、大変な金額がかかっていることでしょう。




じゃあなぜ霊園にこんなものがあるのか。

それは、なんとなく暗いような印象のある霊園という空間を、楽しく明るくしたいという思いからです。
"古代のお墓"との説もあるモアイやストーンヘンジを置いて来園者に笑顔を、って、なんて視座が高い霊園なんでしょう。





ただ、ぼくが最も惹かれているのは下に乗せるスポットです。
ここに向かうと神社参りのように空気が変わり凛とします。


山の上に頭がちょこんとでてるように見えるのは巨大大仏。





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ラベンダーが植えられている丘と、その向こうには・・・

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頭大仏





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丘の下のトンネルを抜けると・・・



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静寂の水面が現れます。
この水面の周囲を沿うように歩くための通路があり、さらに進むと・・・・



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ドームで覆われた大仏様が鎮座!

すごいオーラと迫力。
鎌倉大仏様とほぼ同じ大きさ(高さ13.5m、総重量1500トン)もあります。


コロナが落ち着いた最近は外国人の観光客も多数きて、真剣にお参りしています。
先日行ったときも、インドから多数の方がきていました。

実際、ここの空気は本物だと思います。
宗教を超えたスピリチュアルを感じます。






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丘のトンネルを抜けると静寂の水面が広がり、その奥には巨大大仏。しかも遠くからでは顔を拝めないようにドームで覆われている・・・・・初めて見たときにこんな超人的な感覚で設計をしたのは誰なんだろうと知りたくなりました。

すると、ショップなどで頭大仏の写真集などが販売されており、ポップなどにも「建築家・安藤忠雄
」って書いてあって、一気に納得。

安藤忠雄氏の作品はぼくも好きなものがたくさんあるのです。
安藤さんのインスピレーションは宇宙と繋がっていますね。
天才だ。




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最後に、園内にはセンターハウスのような管理事務所の建物があって中には売店などもあるのですが、フロアにはこんなすごいものもあります。



東方雄獅子

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説明版があります。

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「最大の樹根彫刻品といわれております。 中国は黄山という山から流れついた樹の根がこんなに生き生きとしたライオンの形をしているなんて、まさに自然の贈り物といえましょう。 」

重さ:1,500Kg   高さ:2.4m  長さ:3.5mセンチ





木にはたくさんのくぼみがあり、お賽銭が無数に置かれています。

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銅車馬

古代中国 秦の始皇帝が領土巡回に使った馬車を実物の2分の1に作った青銅製の模型で、副葬品として始皇帝のお墓に埋葬された物で、オリジナルは世界文化遺産の「兵馬俑」で発見されています。
その復元品がロビーにあるのです。
これもすごいですよ。



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