小学生の頃から気になっていた「あそこ」に行きたくて、もうどうしようもない。

「あそこ」とは霊場「恐山」のことだが、それはおいおい掲載します。

札幌→東北に移動する公共交通機関の基本的ルートはJR、飛行機、フェリーといくつかある。
函館までJRで行ってフェリーに乗り替え大間に入り、うまいマグロをいただきつつ向かうというオツなルートも気になったが、今回は札幌からバスでJR苫小牧駅まで行き、フェリーで八戸というルートをとった。往路も同じ。




実は、自分は船に乗るのが嫌い。
揺れると酔って気持ち悪くなるし、タイタニック号のような万一の水難事故を考えると怖くて仕方ない。移動する限りは危険というものはどれにも存在し、飛行機もJRも自家用車もリスクはあるのだけど、ぼくの場合は船以外は恐怖心がほぼない(やっぱ、車はあるね)。





まぁいろいろと船旅に対する勝手な思い込み(水没する、遅い、酔う)があるのだ。

ただ今回は価格やルートを考えるとシルバーフェリーを使うことになった。
苫小牧港を定時23:59に出発(これなら24:00でよくない?)。




船はシルバーティアラというらしい。なんだか可愛い名前。



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紫の文字が連れ込み宿っぽくて怪しくて好き・・・と思ったのだが




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思ってたよりおしゃれ。


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とりあえず船内図をチェック。

今回購入したチケットは二番目に安いタイプの2等寝台B。






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船名のとおり、ほんとにシルバーのティアラが展示されてる…


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船内のコミュニケーションスペース、休憩スペースはミッドセンチュリーのイムーズなどのリプロダクティブ製品で統一されてて想像以上の居心地。



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自販機コーナーが充実してて、やすめのカップヌードルいただきます。



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いよいよ出航



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さようならー北海道(← おおげさだけど、船ってそんな気持ちになる)




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船内に大浴場があるって!?
これも想像してなかった展開けど、さっそくタオル買って入ったよ。




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北に向かう船旅といえば、自分の無時代は完全に「青函連絡船」だった。
十和田湖や奥入瀬渓流への修学旅行のときも、プライベートもね。
雑魚寝の二等席はあたりまえだが、古い船だったな。

そんな記憶と船の概念をくつがえされつつある。
シルバーティアラでびっくりしてるくらいなので、豪華リゾート客船なんか乗っちゃったら目ん玉飛び出るほどの世界にめまい感じそう。




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八戸到着。


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待合室はレトロチェアがずらり。こりゃ苫小牧より雰囲気好きだよ。



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あらら この手の霊のお菓子も売ってるのね。


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