
軽食喫茶
挽 香
稚内市中央3-4-1

駅から近いということもあるけれど、喫茶店としての魅力が大変高いので何度か尋ねた稚内のキング・オブ・キッサ。
気さくで親しみやすい店主の近江紘さんと柔らかな笑みを浮かべる奥様が稚内で最初の純喫茶として昭和45年(1970)から続けている喫茶店。朝は6時という早くから、夜は9時頃まで営業している。
店内は店主の高い感性で、店自体がひとつの作品とも呼べるこだわりの空間となっている。
たとえば天井は平坦ではなく、長いカウンター席の真上あたりから壁際のテーブル席にかけて傾斜がつけられており、木壁にたどり着いている。
配色も天井と壁の焦げ茶に対し、カウンターとカウンタースツール及びテーブルチェアは漆黒。これらに天井から吊られる照明器具の灯りが木材の塗料に反射して夕焼けのように映っており、なんというか、居心地がすこぶる良い。山小屋風の喫茶店に来ているようでもあるし店主の書斎にお邪魔しているようでもある。
歴史のある店舗の割には綺麗で、日々使ってきた古いものなのに依然コンディションが良い、という渋さ。
また、店主は客の空気を感じながら上手に接客してくれるので、こっちが話したいときは豊富な話題でフォローしていただけるし、そうでないときはほっといてくれそう。
駅前の映画館に近いので、映画を見に行く前後にでも食事やコーヒーに立ち寄ってみてはいかがだろう。
コーヒーは旨いし、ぶ厚いトーストや、なべ焼きうどんは絶品。
ぜんざいなどの和風デザート類を目当てで訪ねても良いと思う(以前は二階が和風喫茶だった)。
私は3月、4月にかけて4~5回訪ねたが、5月にまた伺おうと思っている。
稚内という地は大変に遠いが、いい店があるものだ。




<以下は数回の訪問でお願いしたメニュー>

(ホットミルク)

(ホットコーヒー)

(ホットコーヒー+トースト)

(鉄瓶鍋でつくられる鍋焼きうどん)

(モーニングセット)
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