本日のブログは、この原始林みたいな風景から始まります。
絵としては非常に地味なのですが、はい、いやほんと地味なところで、名前は「拓北の森」。

住宅街付近にあってそんなに広くはない森なのだけど、東篠路地区の本来の風景が残っているのではないかと思えるネイチャーゾーンなのです。





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「入っちゃダメ」ではないのだけど、入ったとこで何もありませんし、うっそうとしていてまともに歩けないような植物の生え具合。

基本的に柵のあたりから眺める程度が無難ですが、近隣の小学校では以前ここを探検、みたいな授業があったと思います。ワイルドになりすぎて今はやってないでしょうね。




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この手つかず加減が魅力な森の場所はここです。
拓北小学校のすぐ後方に位置し、住宅地の横に「あいの里緑道」という散歩道への入り口があり、その散歩道から「拓北の森」は眺めることができます。
台風や雪で倒木が多くなっているけど、野生動物にとっては良い隠れ家の森になっているのではないかな。







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「あいの里緑道」を通り過ぎ「あいの里北公園通り」に出ました。
左に曲がると、ぼくが愛してやまない「ペケレット湖」。
それは以前からレポートしているので今回は割愛します。





今日は右に歩きます。
すると、歩道ではツクシが至る所で密生していました(◎_◎;)
札幌市でも5月になると、ようやくツクシや桜が見られる季節なのです。

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桜もたまにみかけるようになった。この木は特に早い。

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あいの里の喫茶店といえば、「手風琴」がありますし、拓北には「トリム」などがあります。








こちらは珈琲専門誌にも登場している珈琲の店、いわい珈琲 のカフェヒュッテ。自分も何回も買いに行きました。
ぼくの場合は、「岩井の深煎(500g)」が割安だし好み。



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「あいの里学園通り」に出ました。
この通りは教育大学や医療大学があり、住宅もたいへん多いので、
昔から喫茶店がたくさんありました。
でも昔からあるのは手風琴くらいであとはもうやめてしまったんだけど、そのかわり新しいカフェも出てきています。


こちらはタミイボタンで、この並びでは比較的ベテランです。
店内は雰囲気的に特に
女性に好評だと思います。


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緋呂カフェ。看板にあるようにシナモンロールが特に人気の落ち着いたコーヒーショップです。
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この日は上のカフェがクローズだったように、下の教育大学も誰もいない。
というのも、この日は国内で初めて発令されたコロナ感染による緊急事態宣言の真っただ中なのです。
あいの里全体が無人のごとく、誰も歩いてません。
かくいうぼくもしばらく閉じこもり続けていましたが、運動不足と、室内ばかりで外の空気を吸いたくなったのでマスクして散歩にでかけたのでした。







北海道教育大学 札幌校。
北海道の大学では北海道大学が有名で、建物も敷地も素晴らしいのですが、1987年に南区からここに移転してきた
北海道教育大学は、広い空の下、茨戸川を背に建ち、なかなか絵になる学校です。
移転当時、え、こんな遠くに移転するの!?と少なからず驚いた記憶があります。




このような立派な大学ができると若い世代の代表である大学生がその街にたくさん集まることになります。
それはとても良いのですが、北海道教育大学 札幌校は「JRあいの里教育大駅」からまっすぐ北に向かう道(あいの里学園通り)のドンケツに位置しているのですが、歩くと20分くらいかかります。
ちょっと遠い(健康的にはとても良いですね)。

それと札幌市の「あいの里学園通り」の設計が、いまいち。
歩道の横に幅広の植樹スペースがあるためにちょっと間延びしているというか、車は停めにくいし、人も反対側に横断するのにけっこう歩かされるのです。
こんなに植樹スペースがあると雰囲気は良いかもしれませんが、この地区はもともと緑豊かですし、動線を妨げることになり商店街を形成しにくいと思います。



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それでは教育大学の敷地に入ってみます。

総務課に伺ったところ、守衛等に許可を得ていただく必要はなく、敷地内における散歩・風景写真の撮影は可能で、撮影した写真(人物撮影はNG)はブログ等個人用途の範囲内ならOKとのことでした。
学校祭も数回行ったことがあり、誰でも行けるので学校と
地域との共存が図られており、いいことだと思います。






この学校の建築デザインは、誇張は少ないですが洗練されています。こちらは長い連絡通路。

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安定感、重厚感のある建物は形的に体育館ですね。
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広いグランドが広がっています。

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中には入りませんがサッカー場やテニスコートも見えました。


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体育館全景
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「あいの里」は星が美しいので、この大学は天文台があるのです。一度見てみたい・・・
太い煙突は焼却炉のものでしょうか。
(歩道に沿って一周しているだけのため、近づいてみていません。近づくと怪しいので。)

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天文台の下に展望台のような部分があります。贅沢な設計ですね。
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植物園・温室?そんな雰囲気のある建物です。
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ジグザグ壁面の凝った意匠の研究棟がありました
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ここにも大きな煙突。たしか「紫藻寮」という看板があったので寄宿舎のものです。紫藻、趣の深い言葉に感じます。

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本館と呼べる大きなメイン棟で学祭のときもここから入ったことがあります。
緊急事態宣言で休校なのでしょう、誰もいません。
ただ、この構造ご覧ください。逆階段状の意匠、通り抜けられる構造を支える複数の柱、大きなガラス、利便性とデザインを両立しています。


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さてこちらは、大学と同じ敷地にある付属の小中学校の遠望。
駐車場付近からのズーム撮影です。この建物もけっこう凝っているのでは?

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住宅街の散歩。ガレージへの手書きのイラストや立てかけたシラカバ。
水仙の花も綺麗です。




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北国にも気持ちのよい季節が到来しました。コロナがなければ最高なんですが。
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「あいの里」より古くからある「拓北」に入ると、昔の家屋が多く昭和感が増してます。



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拓北エリアの続きは下の記事です。
別の日に散歩した時の写真。




それと、以前存在した生協もこのエリアですよ。







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