
喫茶
チェリー
北海道札幌市北区北24条西4丁目2-12

札幌の北24条界隈は面白い。
たとえば40年以上やっている「大狸」という居酒屋の名店もあり、呑めないくせに何度も通った。
大狸はびっくりするほど狭いので、ガラガラとドアをひいて中に入ろうとするとすでに満席の景色で断念ということが幾度とあった。それでもしつこく行くと座れるときもあって、黒目が大きく開くほど暗く、客と客が触れてしまうほど狭く、もぐらの家のようなところで、つぼ鯛やら何やら突いたものだ。
ジャガイモを頼むとアルミホイルで包み、「時間かかるけどいいかい」と聞いて焼いてくれる。そしてほんとうに忘れた頃に、ドデカイやつが燃えるような熱さで出来上がってきて、すでにけっこう満腹になっちゃったけどこれだけは喰わんとならんと言って、みんなで分けた。とにかく、なんでも、旨すぎるほど旨い店だった。
店は全体的に、傾いていた。
おしぼりはないがトイレットペーパーをちぎって渡してくれた。
酔っ払い(たまたま居合わせた顔見知りの奴)に絡まれたことも、あった。
その名店も店主高齢のため五年ほど前に消えてしまい、いわゆる『にーよん』(24条のこと)への足も遠くなりつつあったが、それでもこの喫茶だけは昔のまんま在り続けてくれる。
チェリー。 チェリーが「にーよん」にあって、よかったと思う。


シャープのラジカセ SHARP GF-757が現役だ

【冬のチェリー】
2013年3月
2016年3月
暗くて店内の様子がよくわからなかったけど、椅子やテーブルが無くなっているような気がしました。
いつの間にか閉店です。独特の雰囲気が最高の喫茶でした。とても残念!!!!!






