【小樽・オタモイ秘境特集シリーズ7】
張碓(はりうす)の崖カムイコタン
張碓(はりうす)は銭函と朝里の中間に位置しています。
昔は海水浴場として賑わい、現在は海を見ながら食事をとれるレストランやカフェで人気のエリア。
「張碓海水浴場」は、当時の炭鉱鉄道として開設された張碓駅が現役だった頃は、夏場はたくさんの海水浴客で溢れました。
この付近は車道はなく、鉄道が唯一の手段だったのです。
しかし、もともと炭鉱鉄道の小さな駅のため道路もない崖の真下にあるという秘境駅的ロケーション。
跨線橋がないため海水浴客が頻繁に往来する電車に轢かれるという事故が相次ぎました。
2006年には駅は廃止され、現在は駅舎もすべて解体されています。
現在この張碓駅に行くにはふたつのルートが考えられます。
恵比須島から海岸を進むコース、あるいは下の赤い線コース。
いえ、ぼくには「張碓駅跡の現況を確認したい」という気持ちはなく、このへんのGoogleマップの空撮(下)をたまたま眺めていたとき、あることに気づいちゃったんです。
「国道5号線から海に細い林道がのびているぞ(赤い線)」。
そしたらもう気になっちゃって仕方がないので行ってみたってわけ。
林道の先にある現在の張碓海水浴場跡をみたくなったのです。
じゃ、赤い線に侵入してみます。
入口には車両通行止めのゲートがあるにはあるんですが、完全に解放されていました。
林道は、実質的にほぼ廃道に近いため、四輪駆動車でも土地の凸凹がけっこう大変なダートです。
まあそれでも進めそうなのでゆっくり走っていると・・・・
お地蔵様?神様?が登場。
扉は開けずお祈りだけしました。
きっとこのあたりを守ってくれているのでしょう。
ちゃんと小屋の中に設置されています。屋根の上にはペットボトルが固定され独特の外観。
近づかなかったけど中には何が入っていたのかな。
木の幹には刃物類がおかれていたけど、草刈りのためなのでしょうか。ちょい怖い。
さらに進むと、ものすごい崖が…!
見上げるのも怖い高い崖下には、ほんの5mほど、網が張られた鉄骨の空間がありますが、その網には多数の落石がたまっています……(◎_◎;)。
そう、5号線を走っていてもわからないのですが、この辺は断崖絶壁の崖が連なっている場所だったんです。
車からでてガケ方面をチラッと眺めてみると、今にも落ちてきそうで怖くて写真を撮れないくらい。
一応、崖には網が張られているものの落石がいつ発生するかわからない場所です。
そもそも網がどれだけ効果的か未知数でしょ。
しかも岩肌がたいへん脆いように見え、最近のブログ記事に登場した「白龍胎内巡り」よりも危険度が高く感じました。
車の上から岩が落ちてきてペチャンコになるかもしれず、絶対に行かないほうが良いです。
下のほうも落石だらけ
さっきの地図の赤い線の終端に到着。ちょうど張碓トンネルがありました。
張碓海水浴場はご覧のとおり、岩がゴツゴツとした海岸です。
それなのに、ここは昔、大勢の海水浴客でごった返してたんですよ…。
あ、この道を500mほど進めば張碓駅のあった場所と、「チャラセナイの滝(張碓の滝)」に到着できます。
でもさっきの崖が怖いんでさっそく帰るわけ。
ぼくは案外、危険は侵さないんですよ。
ちなみに上の写真の向こう側(恵比須島)からこっち方面を撮ったのがこの写真
裾野には落石がこんなにたまっていた…
ホントに脆そう。危険すぎるので行かないでください。
ここら一帯はアイヌに「カムイコタン」と呼ばれていたみたいです。
カムイコタンは旭川のほうが有名だけど、ここも「神々が住む所」というわけですね。
崖だらけで人間が行くべき場所ではありません。
(ただ、8/23公開の記事ではここより危険度高そうな崖の斜面を歩くことになるのですが…)
今回は張碓の崖(旧張碓海水浴場)を載せましたが、危険なので行かないほうが良いです。
張碓(はりうす)の崖カムイコタン
張碓(はりうす)は銭函と朝里の中間に位置しています。
昔は海水浴場として賑わい、現在は海を見ながら食事をとれるレストランやカフェで人気のエリア。
「張碓海水浴場」は、当時の炭鉱鉄道として開設された張碓駅が現役だった頃は、夏場はたくさんの海水浴客で溢れました。
この付近は車道はなく、鉄道が唯一の手段だったのです。
しかし、もともと炭鉱鉄道の小さな駅のため道路もない崖の真下にあるという秘境駅的ロケーション。
跨線橋がないため海水浴客が頻繁に往来する電車に轢かれるという事故が相次ぎました。
2006年には駅は廃止され、現在は駅舎もすべて解体されています。
現在この張碓駅に行くにはふたつのルートが考えられます。
恵比須島から海岸を進むコース、あるいは下の赤い線コース。
いえ、ぼくには「張碓駅跡の現況を確認したい」という気持ちはなく、このへんのGoogleマップの空撮(下)をたまたま眺めていたとき、あることに気づいちゃったんです。
「国道5号線から海に細い林道がのびているぞ(赤い線)」。
そしたらもう気になっちゃって仕方がないので行ってみたってわけ。
林道の先にある現在の張碓海水浴場跡をみたくなったのです。
じゃ、赤い線に侵入してみます。
入口には車両通行止めのゲートがあるにはあるんですが、完全に解放されていました。
林道は、実質的にほぼ廃道に近いため、四輪駆動車でも土地の凸凹がけっこう大変なダートです。
まあそれでも進めそうなのでゆっくり走っていると・・・・
お地蔵様?神様?が登場。
扉は開けずお祈りだけしました。
きっとこのあたりを守ってくれているのでしょう。
ちゃんと小屋の中に設置されています。屋根の上にはペットボトルが固定され独特の外観。
近づかなかったけど中には何が入っていたのかな。
木の幹には刃物類がおかれていたけど、草刈りのためなのでしょうか。ちょい怖い。
さらに進むと、ものすごい崖が…!
見上げるのも怖い高い崖下には、ほんの5mほど、網が張られた鉄骨の空間がありますが、その網には多数の落石がたまっています……(◎_◎;)。
そう、5号線を走っていてもわからないのですが、この辺は断崖絶壁の崖が連なっている場所だったんです。
車からでてガケ方面をチラッと眺めてみると、今にも落ちてきそうで怖くて写真を撮れないくらい。
一応、崖には網が張られているものの落石がいつ発生するかわからない場所です。
そもそも網がどれだけ効果的か未知数でしょ。
しかも岩肌がたいへん脆いように見え、最近のブログ記事に登場した「白龍胎内巡り」よりも危険度が高く感じました。
車の上から岩が落ちてきてペチャンコになるかもしれず、絶対に行かないほうが良いです。
下のほうも落石だらけ
さっきの地図の赤い線の終端に到着。ちょうど張碓トンネルがありました。
張碓海水浴場はご覧のとおり、岩がゴツゴツとした海岸です。
それなのに、ここは昔、大勢の海水浴客でごった返してたんですよ…。
あ、この道を500mほど進めば張碓駅のあった場所と、「チャラセナイの滝(張碓の滝)」に到着できます。
でもさっきの崖が怖いんでさっそく帰るわけ。
ぼくは案外、危険は侵さないんですよ。
ちなみに上の写真の向こう側(恵比須島)からこっち方面を撮ったのがこの写真
裾野には落石がこんなにたまっていた…
ホントに脆そう。危険すぎるので行かないでください。
ここら一帯はアイヌに「カムイコタン」と呼ばれていたみたいです。
カムイコタンは旭川のほうが有名だけど、ここも「神々が住む所」というわけですね。
崖だらけで人間が行くべき場所ではありません。
(ただ、8/23公開の記事ではここより危険度高そうな崖の斜面を歩くことになるのですが…)
今回は張碓の崖(旧張碓海水浴場)を載せましたが、危険なので行かないほうが良いです。