【小樽・オタモイ秘境特集シリーズ 12】
積丹町黄金岬と茶津海岸
実はここ、小樽ではなくって、そのちょっと先にある「積丹町」なのですが、ま、同じ後志地方ということもありますし小樽秘境シリーズとして続けます。
秘境ではなく一般的な観光スポットとして黄金岬から見下ろす「美国港」「茶津海岸」。
奇岩が並ぶ異世界的海岸風景と、なんといっても「積丹ブルー」と呼ばれる鮮やかな海の色が素晴らしいんです。ほんとうにここは一見の価値があるので、小樽からちょっと足をのばして体感してください。「積丹岬」と比べるとずいぶん人は少ないので是非…。
黄金岬の先端あたりには立派な展望台があります。そこから茶津海岸を見下ろせるのですが、
展望台までの一般的なルートは、積丹町役場の左手の入口から進むのが一般的です。
ここに車は停められませんが、すぐ近くにある積丹観光協会に駐車場があり便利。
積丹観光協会には、積丹観光に必携のパンフレットが何種類かあるので入手してください。
展望台への入口。赤い屋根の建物と役場との間(ふじ鮨の看板の奥)に「黄金岬入口」の柱が立っています。ふじ鮨は人気の海鮮処ですが、財布からは「また今度にしな」と言われたので見送り。
環境維持のための100円募金。
展望台までのこの登山道みたいな道は、チャシナの小道っていうんですね。
約400メートルの歩行距離です。
チャシナはこの地の伝説のひとつに登場する悲しいヒロイン。
【チャシナ伝説】 積丹観光協会による解説
宝島にまつわる悲恋の物語。
昔々、密かに愛し合う2人の若者がいた。乙女は首長の娘チャシナ。
しかし、父である首長に知られ、怒りを買った若者は捕らわれの身に。
その年、海に魔物が現れて鰊がまったく獲れなくなり、首長は退治した者を娘の婿として迎えるとの触れを出した。
何人もが命を落とすなか、若者は夢のお告げに従って見事魔物を退治したが、
首長に約束を守るつもりがないことを知ったチャシナは、あの世で若者と結ばれようと海に身を投じ、
若者も後を追った。
すると、若者の被っていた兜が岩となり、鰊の大群が押し寄せた。その岩が宝島だといわれている。
え、こんなところに松山…正直興味なくてごめんね
展望台までの道は整備された登山道。サンダルでも行けますが運動靴がおすすめ。
また、スズメバチの巣があるようで、何度も警告されたので注意してください。
(警告;体当たりしてくる、顎をカチカチならし威嚇する)
景色が見えてきましたよ。
でもあれですね、けっこう樹木が多いんで葉っぱが邪魔します。
なんだかのんびりとした風景でいいなぁ。
展望台からの眺め。右の宝島、左のゴメ島が目の前。積丹半島の見事な海岸線も必見です。
宝島という名前は、かつてニシンの大群が押し寄せゴールドラッシュ状態だったので名づけられ、ゴメ島はカモメ(北海道だけかはわからないけど、カモメのことはゴメと呼ぶ)が羽を休めている姿に似ているから。
宝島は上からみるとハートの形にみえます。
景色を堪能したので下ることに。
すると登ってきたルートとは別の道があるようです。
あら、神社発見(茶津内稲荷神社)。
ここも展望台へのルートなんですね。
茶津トンネル
1977年開通のようで。
茶津トンネルに入らずにそのまま全身してみたら…
1977年以前に使われていたと思われるめっちゃ古いトンネルがありました。
昭和4年(1929)開通って…ぼくのオヤジの生まれ年ですよ…。
ガレージとして使われているみたい。出口が見えててこのまま通れそうだけどやめときます。
さらに前方へ進むと民宿やらがあって、何人か外で過ごしていました。
気になったのはあの建物。
たしか、〇〇教授というカレー屋さん関係の施設だったような?
すべてにおいて個性的。
もし営業していたら…とおもったけどやってませんでした。
横にはダイビングの方々の家(店?)があって、そこのダイバーさんがドア開けて誰かいるか見てくれたけど、ワンちゃんだけだったようです。
この家、完全手作りとのことで、ドラマ『北の国から』の「拾って来た家」のような家がほんとうにあるんですね。すごいよほんとに。「流木の家」という名前のツアーガイドなんだって。「どんど穴」って名前の激レアなパラダイスに案内してくれるそうです。
機会があれば入ってみたいな。
海に降りれるハシゴ。
この辺はプライベートなものだと思うので行かなかった。
近くにはゴミ焼却炉があって、その上方は…
こんな崖。さっきの展望台方面かな。
茶津トンネルに戻り通過。
お、ここにも展望台へのルートがある。これで三か所のルートを確認。
すると、あの昭和4年のトンネルの出口も並行してありました。
積丹町黄金岬と茶津海岸
実はここ、小樽ではなくって、そのちょっと先にある「積丹町」なのですが、ま、同じ後志地方ということもありますし小樽秘境シリーズとして続けます。
秘境ではなく一般的な観光スポットとして黄金岬から見下ろす「美国港」「茶津海岸」。
奇岩が並ぶ異世界的海岸風景と、なんといっても「積丹ブルー」と呼ばれる鮮やかな海の色が素晴らしいんです。ほんとうにここは一見の価値があるので、小樽からちょっと足をのばして体感してください。「積丹岬」と比べるとずいぶん人は少ないので是非…。
黄金岬の先端あたりには立派な展望台があります。そこから茶津海岸を見下ろせるのですが、
展望台までの一般的なルートは、積丹町役場の左手の入口から進むのが一般的です。
ここに車は停められませんが、すぐ近くにある積丹観光協会に駐車場があり便利。
積丹観光協会には、積丹観光に必携のパンフレットが何種類かあるので入手してください。
展望台への入口。赤い屋根の建物と役場との間(ふじ鮨の看板の奥)に「黄金岬入口」の柱が立っています。ふじ鮨は人気の海鮮処ですが、財布からは「また今度にしな」と言われたので見送り。
環境維持のための100円募金。
展望台までのこの登山道みたいな道は、チャシナの小道っていうんですね。
約400メートルの歩行距離です。
チャシナはこの地の伝説のひとつに登場する悲しいヒロイン。
【チャシナ伝説】 積丹観光協会による解説
宝島にまつわる悲恋の物語。
昔々、密かに愛し合う2人の若者がいた。乙女は首長の娘チャシナ。
しかし、父である首長に知られ、怒りを買った若者は捕らわれの身に。
その年、海に魔物が現れて鰊がまったく獲れなくなり、首長は退治した者を娘の婿として迎えるとの触れを出した。
何人もが命を落とすなか、若者は夢のお告げに従って見事魔物を退治したが、
首長に約束を守るつもりがないことを知ったチャシナは、あの世で若者と結ばれようと海に身を投じ、
若者も後を追った。
すると、若者の被っていた兜が岩となり、鰊の大群が押し寄せた。その岩が宝島だといわれている。
え、こんなところに松山…正直興味なくてごめんね
展望台までの道は整備された登山道。サンダルでも行けますが運動靴がおすすめ。
また、スズメバチの巣があるようで、何度も警告されたので注意してください。
(警告;体当たりしてくる、顎をカチカチならし威嚇する)
景色が見えてきましたよ。
でもあれですね、けっこう樹木が多いんで葉っぱが邪魔します。
なんだかのんびりとした風景でいいなぁ。
展望台からの眺め。右の宝島、左のゴメ島が目の前。積丹半島の見事な海岸線も必見です。
宝島という名前は、かつてニシンの大群が押し寄せゴールドラッシュ状態だったので名づけられ、ゴメ島はカモメ(北海道だけかはわからないけど、カモメのことはゴメと呼ぶ)が羽を休めている姿に似ているから。
宝島は上からみるとハートの形にみえます。
景色を堪能したので下ることに。
すると登ってきたルートとは別の道があるようです。
あら、神社発見(茶津内稲荷神社)。
ここも展望台へのルートなんですね。
茶津トンネル
1977年開通のようで。
茶津トンネルに入らずにそのまま全身してみたら…
1977年以前に使われていたと思われるめっちゃ古いトンネルがありました。
昭和4年(1929)開通って…ぼくのオヤジの生まれ年ですよ…。
ガレージとして使われているみたい。出口が見えててこのまま通れそうだけどやめときます。
さらに前方へ進むと民宿やらがあって、何人か外で過ごしていました。
気になったのはあの建物。
たしか、〇〇教授というカレー屋さん関係の施設だったような?
すべてにおいて個性的。
もし営業していたら…とおもったけどやってませんでした。
横にはダイビングの方々の家(店?)があって、そこのダイバーさんがドア開けて誰かいるか見てくれたけど、ワンちゃんだけだったようです。
この家、完全手作りとのことで、ドラマ『北の国から』の「拾って来た家」のような家がほんとうにあるんですね。すごいよほんとに。「流木の家」という名前のツアーガイドなんだって。「どんど穴」って名前の激レアなパラダイスに案内してくれるそうです。
機会があれば入ってみたいな。
海に降りれるハシゴ。
この辺はプライベートなものだと思うので行かなかった。
近くにはゴミ焼却炉があって、その上方は…
こんな崖。さっきの展望台方面かな。
茶津トンネルに戻り通過。
お、ここにも展望台へのルートがある。これで三か所のルートを確認。
すると、あの昭和4年のトンネルの出口も並行してありました。


