【小樽・オタモイ秘境特集シリーズ 13】
積丹岬「島武意海岸」
ここは札幌市から車で2時間くらいかかりますが、あの景勝地「オタモイ」、「恵山の日浦岬」「室蘭 蓬莱門」に並ぶ圧巻の風景が積丹(しゃこたん)にあります。
積丹といえば北海道人に超有名なのが『神威岬』。
積丹ブルーと呼ばれる非常に鮮明な青と緑や複雑な濃さの青が浅瀬一面に広がる海。
本日は、その東にある『島武意海岸』を掲載します。
ここは『神威岬』よりはメジャーではないのですが、
・「超美しい海岸と海」
・「積丹ブルーに入れる」
という特徴があって、本当にオススメ。
美しい海はいくつか見てきました。
沖縄県やインドネシアなど。
特にロンボク島の「ギリ」と呼ばれる島の海はどこまでも透明で綺麗な海だし
純粋に澄んでそれはそれは美しい天国のようなのですが、
北海道のオタモイや積丹の海には「強さ」があるんですよね。
あと「悲しさ」のようなスパイスも隠れているような。
ぼくとしてはこの一帯の海が大好きです。
2011年の津波で、自分の中では海の印象が悪かったのですが、ここの美しさを見ていたらやはり感動せざるを得ないです。
………と書いている割には、まずはコレ!
積丹といえば『ウニ丼』。
旬の地元の海の幸を食べて、まずは腹ごしらえというわけ。
濃いオレンジ色がバフンウニ、黄色はムラサキウニだと思います。
このふたつは北海道では「赤ウニ」「白ウニ」と呼ぶことが多いですね。
バフンウニは甘みが濃厚でコクもあり、都会や北海道以外のスーパーなどで売られているほかのウニとはレベルが違います。
では食後のお散歩に積丹岬「島武意海岸」の展望台へ。
下の写真の歩行用トンネルを通過する必要があります。
右の道路は積丹出岬灯台や女郎子岩 展望台・ピリカ岬への往復4km程度の
トレッキングコースになっているのですが、熊出没のため通行止め。
日本の渚 百選
トンネルは入口付近は若干低いので頭をぶつけないように。
自分は172cmですが入口はけっこうギリギリ。
トンネルの中を1分くらい歩き、抜けた途端眺望が広がります。
最初に書いておきますが、この日の天気は「曇り」で、
青色はかなり弱いバッドコンディションでした。
ここの海岸の本気はこんなもんじゃないのですが、曇天での状態です。
快晴のときの様子はまた再訪問して来年でも掲載できると思いますが、
興味ある方はネットで検索するとすぐでてくるので確認してくださいね。
左に『屏風岩』。圧巻です。
遊歩道で海岸まで行くことができるのは大きな魅力。
ただ、遊歩道は丸太を活用した階段になっていて、非常に歩きづらい。
階段も一段一段高いので下りも登り(帰路)もけっこうしんどくて。
普通の山道のほうがずっと歩きやすいよ…。
『渚』ですね。
展望台や遊歩道の後ろはこのような山。
海岸はニシン番屋の跡地でもあります。
この目立つ記念碑・石垣はニシン番屋の主である斉藤家のもの。
解説板も建物もありませんが、『紀念 齊藤丈雄』と彫られています。
奥にはタケノコ岩が見えています。
海岸は大きな丸い石だらけ。
波打ち際まで近づくとこのように石が小粒になって案外「ビーチ」感があります。
一体の岩壁は大迫力の"柱状節理"の角柱。斜めに連続しています。
こから下の写真の場所は明記しませんが、この海岸にあります。
もし行ったらちょっと冒険して探してみてください。簡単に見つかりますよ。
ここが、一番お気に入り。何時間でも滞在したくなる。
息をのむ美しさにめちゃくちゃ癒されます。
カメラには写っていないけど、魚がゆっくり泳いでいたり。
貝たちがゆっくりと移動していたり。
静かな水の流れの音に耳を澄まし、いままで訪れた街や人、景色などしばらく沈思。
静かな海流に海藻がゆらりとなびく。
天国すぎてここから離れたくない…。
ゆっくり眺めて心もすっきり。
岩に「イガイ(カラス貝)」がびっしり。これ、食えなくもないようですよ。
※有毒プランクトンをエサにしているイガイの場合は食べると食中毒になるので要注意
ここにも石垣が。これも斎藤家のものかな。
以上で連載シリーズ第13弾を終わります。
積丹岬「島武意海岸」
ここは札幌市から車で2時間くらいかかりますが、あの景勝地「オタモイ」、「恵山の日浦岬」「室蘭 蓬莱門」に並ぶ圧巻の風景が積丹(しゃこたん)にあります。
積丹といえば北海道人に超有名なのが『神威岬』。
積丹ブルーと呼ばれる非常に鮮明な青と緑や複雑な濃さの青が浅瀬一面に広がる海。
本日は、その東にある『島武意海岸』を掲載します。
ここは『神威岬』よりはメジャーではないのですが、
・「超美しい海岸と海」
・「積丹ブルーに入れる」
という特徴があって、本当にオススメ。
美しい海はいくつか見てきました。
沖縄県やインドネシアなど。
特にロンボク島の「ギリ」と呼ばれる島の海はどこまでも透明で綺麗な海だし
純粋に澄んでそれはそれは美しい天国のようなのですが、
北海道のオタモイや積丹の海には「強さ」があるんですよね。
あと「悲しさ」のようなスパイスも隠れているような。
ぼくとしてはこの一帯の海が大好きです。
2011年の津波で、自分の中では海の印象が悪かったのですが、ここの美しさを見ていたらやはり感動せざるを得ないです。
………と書いている割には、まずはコレ!
積丹といえば『ウニ丼』。
旬の地元の海の幸を食べて、まずは腹ごしらえというわけ。
濃いオレンジ色がバフンウニ、黄色はムラサキウニだと思います。
このふたつは北海道では「赤ウニ」「白ウニ」と呼ぶことが多いですね。
バフンウニは甘みが濃厚でコクもあり、都会や北海道以外のスーパーなどで売られているほかのウニとはレベルが違います。
では食後のお散歩に積丹岬「島武意海岸」の展望台へ。
下の写真の歩行用トンネルを通過する必要があります。
右の道路は積丹出岬灯台や女郎子岩 展望台・ピリカ岬への往復4km程度の
トレッキングコースになっているのですが、熊出没のため通行止め。
日本の渚 百選
トンネルは入口付近は若干低いので頭をぶつけないように。
自分は172cmですが入口はけっこうギリギリ。
トンネルの中を1分くらい歩き、抜けた途端眺望が広がります。
青色はかなり弱いバッドコンディションでした。
ここの海岸の本気はこんなもんじゃないのですが、曇天での状態です。
快晴のときの様子はまた再訪問して来年でも掲載できると思いますが、
興味ある方はネットで検索するとすぐでてくるので確認してくださいね。
左に『屏風岩』。圧巻です。
ただ、遊歩道は丸太を活用した階段になっていて、非常に歩きづらい。
階段も一段一段高いので下りも登り(帰路)もけっこうしんどくて。
普通の山道のほうがずっと歩きやすいよ…。
『渚』ですね。
展望台や遊歩道の後ろはこのような山。
海岸はニシン番屋の跡地でもあります。
この目立つ記念碑・石垣はニシン番屋の主である斉藤家のもの。
解説板も建物もありませんが、『紀念 齊藤丈雄』と彫られています。
奥にはタケノコ岩が見えています。
海岸は大きな丸い石だらけ。
波打ち際まで近づくとこのように石が小粒になって案外「ビーチ」感があります。
一体の岩壁は大迫力の"柱状節理"の角柱。斜めに連続しています。
こから下の写真の場所は明記しませんが、この海岸にあります。
もし行ったらちょっと冒険して探してみてください。簡単に見つかりますよ。
ここが、一番お気に入り。何時間でも滞在したくなる。
息をのむ美しさにめちゃくちゃ癒されます。
カメラには写っていないけど、魚がゆっくり泳いでいたり。
貝たちがゆっくりと移動していたり。
静かな水の流れの音に耳を澄まし、いままで訪れた街や人、景色などしばらく沈思。
静かな海流に海藻がゆらりとなびく。
天国すぎてここから離れたくない…。
ゆっくり眺めて心もすっきり。
岩に「イガイ(カラス貝)」がびっしり。これ、食えなくもないようですよ。
※有毒プランクトンをエサにしているイガイの場合は食べると食中毒になるので要注意
ここにも石垣が。これも斎藤家のものかな。
以上で連載シリーズ第13弾を終わります。