喫茶 並木
北海道小樽市色内1-9-1 松田ビル
いつものように札幌からほど近い小樽散策。
札幌と小樽は、快速電車で約30分くらいで行くことができます。
首都圏でいえば東京から横浜に出かける感覚でしょうか。
こんなに気軽に行けるのに、札幌と違う情緒があり、ぼくの大好きな昭和の建物が
把握できないほどあります。
喫茶店は減ってきたけどね、コロンビア、光を筆頭にまだまだある。
喫茶 並木も貴重な昭和喫茶のひとつ。
あとでふれますが、松田ビルという貴重な建築遺産のテナントなんです。
店の入り口のガラスドアに貼られたデザインシールがとても魅力的。
天井には、なんとなくルービックキューブみたいな照明器具。
これそうとう気に入ってる。
コーヒーで一服。
店内のカウンターは常連さんなのかな、同じような年代の主婦さんたちが並んで満席になっていました。
あ、コーラの時計。
昭和喫茶の定番アイテムのひとつですよね。
ところでこの喫茶が入っている松田ビルについて。
ここは1937年(昭和12年)に建てられた旧三井物産小樽支店で、「小樽市 指定歴史的建造物」に指定されています。
当時の建築は重厚さや豪華さを強調したデザインがよくみられるけど、
このビルのすごいところは「スッキリ」と洗練しているところ。
そのおかげで、現代の街並みにも違和感なく溶け込んでおり、そんなに目立っていない。
でも、よく見て。すごいんだから!
ではもちいど外観から。
内ドア。こんなドア金具みたことあります?
天井をしげしげと眺めてたら、このビルの方から声をかけられました。
一瞬、何か注意されるのかなと思ったけど、実は真逆。
「このビルすごいですよね? こっちも見てください」と、館内を引率して案内していただけることに。
エレベーターは二基。
でもこんなのめったに見れない代物。
はい、御想像どおりオーチス・エレベータです。
階段もガッチリ系でかっこいいよ。
アールデコな枠組みの火災報知機。「ラムプ」ってかいてる。
天井の照明器具。
極めつけはコレ。
上階の人が発送する郵便物を一階まで一気に送るシステム。
最上階から一階までダクトが貫通してあるから、文書発送室の方が一階に集まった郵便物を
効率的に発送できるんです。
右の扉を開ければまとめて取り出せるんですよ。
案内してくれた方が、エレベータで一緒に上階に行ってくれました。
郵便差入れ口って書いてます。
今日はおしまい。
北海道小樽市色内1-9-1 松田ビル
いつものように札幌からほど近い小樽散策。
札幌と小樽は、快速電車で約30分くらいで行くことができます。
首都圏でいえば東京から横浜に出かける感覚でしょうか。
こんなに気軽に行けるのに、札幌と違う情緒があり、ぼくの大好きな昭和の建物が
把握できないほどあります。
喫茶店は減ってきたけどね、コロンビア、光を筆頭にまだまだある。
喫茶 並木も貴重な昭和喫茶のひとつ。
あとでふれますが、松田ビルという貴重な建築遺産のテナントなんです。
店の入り口のガラスドアに貼られたデザインシールがとても魅力的。
天井には、なんとなくルービックキューブみたいな照明器具。
これそうとう気に入ってる。
コーヒーで一服。
店内のカウンターは常連さんなのかな、同じような年代の主婦さんたちが並んで満席になっていました。
あ、コーラの時計。
昭和喫茶の定番アイテムのひとつですよね。
ところでこの喫茶が入っている松田ビルについて。
ここは1937年(昭和12年)に建てられた旧三井物産小樽支店で、「小樽市 指定歴史的建造物」に指定されています。
当時の建築は重厚さや豪華さを強調したデザインがよくみられるけど、
このビルのすごいところは「スッキリ」と洗練しているところ。
そのおかげで、現代の街並みにも違和感なく溶け込んでおり、そんなに目立っていない。
でも、よく見て。すごいんだから!
ではもちいど外観から。
内ドア。こんなドア金具みたことあります?
天井をしげしげと眺めてたら、このビルの方から声をかけられました。
一瞬、何か注意されるのかなと思ったけど、実は真逆。
「このビルすごいですよね? こっちも見てください」と、館内を引率して案内していただけることに。
エレベーターは二基。
でもこんなのめったに見れない代物。
はい、御想像どおりオーチス・エレベータです。
階段もガッチリ系でかっこいいよ。
アールデコな枠組みの火災報知機。「ラムプ」ってかいてる。
天井の照明器具。
極めつけはコレ。
上階の人が発送する郵便物を一階まで一気に送るシステム。
最上階から一階までダクトが貫通してあるから、文書発送室の方が一階に集まった郵便物を
効率的に発送できるんです。
右の扉を開ければまとめて取り出せるんですよ。
案内してくれた方が、エレベータで一緒に上階に行ってくれました。
郵便差入れ口って書いてます。
今日はおしまい。